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僕の織田作散歩の基本資料は大谷晃一著「生き愛し書いた-織田作之助伝-」(講談社 昭和48年10月8日第1刷)である。この本を基に織田作の足跡を辿っている。「あとがき」には、「近親、友人ら二百四十一人からとった聞書によって、この伝記を編んだ」とある。学生時代(織田作の戦後期)本人と何度も接触のあった著者が哀惜を込めてその生涯を克明に描いている。(本の帯右側に「あとがき」からの引用がある)当HPの散歩の記述はこの著書を基にしたものであり、断りなき「」中の文章はそのままの引用です.
カバーの内側には次の紹介文がある。
大谷晃一氏は織田作を始め、大阪の作家や文学風土、はては大阪弁迄多彩な著作をものにされている。